“何にでもすぐ挑戦したくなる”。笑顔で話すmomo（もも）ちゃん（２１）は４年前に脳出血で倒れ、今も左半身に麻痺が残っています。手術でロングヘアが坊主頭に変わっても入院中笑みを絶やさなかった彼女。「暗い顔してたら周りの人も暗くなる。私が笑っていれば周りも笑顔になる」というmomoちゃん。そんな彼女は今年３月、治療やブログを通して感じたことをまとめた本を出版しました。「つらいことも乗り越えればなんてことない」「笑顔でいれば人とつながれる」。前向きに生きるためのコツが満載です。小さい頃からキャビンアテンダントに憧れて留学もしましたが、その夢は諦めざるを得ませんでした。でもふさぎこんだりはしません。リハビリのかたわらＳＮＳで同じ病気を抱える人や同世代の悩みに答えたり、運転免許を取るために教習所にも通っています。最近はモデルの依頼が来るようになったと笑顔のmomoちゃん。今の夢は片手でも使える化粧品を作ること。メーカーへのプレゼン準備も進めています。
「死ぬかもしれない経験をしてふっきれたんです」。病気になってからのほうが何でもやってみようと思えるようになったと言います。身体の自由は奪われたけれど、心はその何倍も自由になったと語る彼女の笑顔のコツに迫ります。
(製作：ＲＫＢ毎日放送 / 筒井 浩）
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