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食べるお茶を食卓に!~78歳のプロデュース

高橋實さん78歳。食品の流通業界で、40年以上にわたり、商品開発やこだわり食品の販路を広げてきた食のアドバイザー。
料理や医学の専門家ではないが、70歳を過ぎても食に対する興味は尽きず、世にあふれている医学や栄養学の専門書を200冊以上読破。有効な食材や健康法は生活に取り込み、消費者目線で集約した本を自費出版までした。
勉強していく中で気づいたのが日本の伝統食の1つ、緑茶の力。日々何気なく飲んでいる緑茶には、想像以上に豊富な栄養成分が含まれていることを知った。しかし同時に、その70パーセントを、茶殻として捨てていることもわかった。
“お茶を食べる習慣を広めれば、手軽に栄養を摂取できる。野菜のように、お茶が気軽に食べられる新しい食習慣を作りたい“プロデューサー魂に火がつき、動き出した。
急須の機能を持った器、おひとり様用“マイ急須”を考案。さらに、飲んでも食べても美味しいお茶を、九州のお茶の産地で探し求めた。
誰に頼まれたわけでもなく、使命感だけで、自費で始めたプロデュース。果たして実現するのか?!78歳の人生を賭けた挑戦を追った。

(製作:RKB毎日放送 / 下野 美由紀)

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