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こども記者が行く!名山新聞

鹿児島県鹿児島市名山町には、およそ300人が暮らしている。鹿児島市の中心地にあり、長屋や飲食店が軒を連ねる古き良きレトロな街並みが今も残る。

この町の人や歴史、お店などを紹介しているのが「名山新聞」。編集長は就職を機に名山町に住み始めた元新聞記者の門間ゆきのさん(29)。大好きな名山町の魅力を「もっと発信したい!」という思いから、町内会などの協力を得て、2020年9月に創刊。毎月1回、200部を無料で発行している。

記者は、名山町に住む小学生を中心とした「こども記者」。新聞づくりには毎回10人ほどが参加する。取材先では少し恥ずかしそうにしながらも質問し、記事を書く。紙面には、こどもならではの目線で書かれた「大人も知りたい」手書きの記事やイラストが並ぶ。この2年で活動に共感した大人や学生がサポートに入ったり、新聞を置いてくれる店舗も増えてきた。

今回、2軒の美容室を紹介する「名山新聞 第22号~名山でおしゃれを♪美容室特集」の制作に密着取材。「記事のその先、人の行動にまでつながっていってほしい」と語る門間さんと、町を知ることの楽しさを知った「こども記者」たちの活動を紹介する。

(製作:MBC南日本放送 / 七枝 大典)

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