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小さく生まれた命のために ~リトルベビーママ奮闘記~

予定日より早く生まれた、体重1500g以下の小さな赤ちゃん。その数は出産総数の約1%で、100人に1人の割合で誕生している。小さく生まれると、通常の赤ちゃんより成長に時間がかかり、そのため、ママたちはどうしても「お腹の中で大きくできなかった」「私のせいで小さく生まれてしまった」という気持ちを抱えてしまうという。
そんなママ達に寄り添い、応援するために作られているのが、母子健康手帳のサブブック「リトルベビーハンドブック」だ。

今、全国に広がりを見せる「リトルベビーハンドブック」。宮崎県版の制作の中心となった増田杏那さんは、妊娠23週で586gと616gの双子の男の子を出産、「小さく生んで子供たちに申し訳ない」と自責の念にかられてきた。
しかし、そんなつらい思いを乗り越える力を与えてくれたのは、全国の同じ境遇のママから届いたたくさんのメッセージ。そんなメッセージに背中を押され、増田さんは、自身の経験を通して「あなたはひとりじゃないんだよ」と伝えるため、宮崎リトルベビーサークル 結~ゆう~を立ち上げた。
サークルの仲間たちと、宮崎県版リトルベビーハンドブックを作るために奮闘する1人のママの姿を追った。
 

(制作:MRT宮崎放送/桑畑 裕子)

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