PageTopButton

『本気で学び本気で遊ぶ!~しまんちゅ高校生の青春日記~』

奄美大島で活動する学生団体「アンナコト」。「本気で遊ぶしまんちゅ高校」をキャッチフレーズに、イベントやボランティア活動などを行っている。島の高校生は卒業するとほとんどが進学や就職で島を離れる。

 

島で過ごす限られた時間を有意義なものにしたいと、学校や学年の垣根を越えて集まった高校生のグループだ。リーダーの元平結凪(もとひら ゆいな)さん(18)は、通信高校生。中学時代は生徒会長を務め高校ではトップクラスに入る優等生だったが、小さなつまずきをきっかけに不登校に。

 

悩んだ末に学校をやめることを決断。通信制の高校に編入し、中学時代の友人たちと学生団体を立ち上げた。島のことを楽しく学びながら故郷への恩返しをしたい。これまで、ファッションショーや奄美の歴史を伝える出前授業、夏休みの小中学生の宿題をサポートするテラコヤなど様々な企画を実践。活動は島内で評判を呼び始めた。しかし、受験シーズンを迎え、勉強に身を入れてほしい親と意見がくい違うことも・・・。今を精一杯に生きる高校生の卒業までの日々を追った。(MBC南日本放送/ 北原由美)

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう