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島への愛を力にかえて

テレビ
熊本県宇城市。八代海の北部に浮かぶ戸馳島は「花の島」とも呼ばれ、年間150万株という日本有数の蘭の名産地。

今回の主人公・中川裕史さん(26)も蘭農家の3代目として生まれた。高校時代、島を離れた経験を経て、故郷の魅力を再発見。少子高齢化の波が押し寄せている故郷を基幹産業の「農業」で元気にしたいと決意し、最先端の農業技術を学ぶため渡米。日本では馴染みのないアボカド、パッションフルーツ栽培に出会い、挑戦することに。

現在、40品種以上のアボカドを育てながら露地栽培の実現、国内栽培拡大を目指し指導も行う。また同時に始めたパッションフルーツは料理人や菓子職人にも好評で、加工品の販売は大切な収入源となっている。
中川さんの魅力は自身の行動力や発想力だけでなく、人を巻き込む力。その笑顔にはなぜかみんなが協力したくなるパワーがある。

そして中川さんは、この冬、新たな挑戦をした。戸馳島初となる大規模なマルシェとアートイベントを計画したのだ。妻・美和さんを始め、地元の仲間から支えながら、取り組む中川さん。次々に挑戦を続けるその日々を見つめた。

(制作:RKK熊本放送 / 浅木 真由美)

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