PageTopButton

金曜日はバスに乗って

テレビ
大通りのバス路線廃線に伴い、2021年春から毎週金曜日、小型のコミュニティバスが走るようになった大分県国東市の田深商店街。小型とはいえ商店街をバスが走るのは約40年ぶり。

通りでカフェを営みながら町並みの保存活動に取り組む島本めぐみさん(42)は、この話題をSNSに投稿したところ、全国のバスマニアから反響が…。
コミュニティバスといえば、交通空白地域で暮らす住民の不便さを解消するため、自治体などが運営するバスのこと。しかし田深商店街を走るコミュニティバスの車内は、地域の高齢者と全国のバスマニアが乗り合わせるというなんとも不思議な光景を生み出しています。

コミュニティバスの存在をきっかけに、島本さんは田深商店街のことをもっと多くの人に知ってもらおうと、商店街の今を積極的に発信。すると車内でボランティアガイドをする男性が現れたり、終点のバス停にサプライズでヒーローが登場したりするなど、その輪はだんだんと広がっていきました。

そして5月の大型連休、ついにバスマニアが集うバスツアーが田深商店街にやってくるのでした。

(製作:OBS大分放送 / 藤澤 真由美)

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう

radiko 防災ムービー「あなたのスマホを、防災ラジオに。」