世界一の九州が始まる!

日曜 10:15

未来の水族館をめざして〜マリンワールドの挑戦~

かつては暗い印象だった水族館を、トンネル型や円柱型のアクリル水槽導入で明るいイメージに変えたマリンワールド。その明るさはそのままに、2017年のリニューアル以後はテーマを「九州」に絞り、地元の自然をより身近に感じられる展示へと変わった。

水槽の中の生き物を携帯アプリで撮影すると、種類や解説が表示されるのだ。中にはここオンリーの解説文もあるので見逃せない。レストランはイルカプールの様子を間近に見られる最高のロケーションにリニューアルした。

こうした試みが功を奏したのか、5回以上訪れるリピーターも多く、このコロナ禍でも年間パスの売り上げは落ち込みを見せていないのだ。

イワシの大群が舞う「イワシタイフーン」が名物となった大水槽。そこで暮らすシロワニはここマリンワールドが国内で初公開した大型のサメだ。このシロワニからダイバーが水中採血をして、繁殖時期などの研究に役立てている。より自然に近いストレスのない状態で採血することで精度をあげようという試みで、データは世界の施設と共有している。

マリンワールド、そこは未来へ向かって走り続ける水族館だった。

取材先:マリンワールド海の中道
住所:〒811-0321 福岡市東区大字西戸崎18-28
TEL:092-603-0400

取材後記

学生の頃行ったことはあったけどずいぶんご無沙汰してしまっていたマリンワールド。

久々に子連れで伺ったら館内の明るさが印象的でした。レストランは真横でイルカの泳ぎが楽しめますしイワシの餌やりショーには大興奮!そうしたエンタメ要素も盛り込みながら、一歩バックヤードに入ると地道に生きものの保全活動に努めていて。

ハカタスジシマドジョウの人工授精は取材日にたまたま行われていたもので、未授精の卵をスポイトで取り除くとても地味で根気のいる作業を何時間も続けていました。

シロワニの水中採血も高度なダイビング技術が必要とのこと。華やかなショーに目がいきがちですが、命を扱う現場は年中無休。その真摯な姿勢にこちらも身の引き締まる思いでした。

(RKB毎日放送 / 寺井 到)

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