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あのサヨナラを忘れない

親友のために戦った30年前の夏。甲子園、そこは今も彼の目指す場所です。
『マスターズ甲子園』。高校の野球部OBが出身校別にチームを結成し、地区予選を勝ち抜けば甲子園で試合が出来るという元高校球児にとっては夢の大会です。

福岡県宗像市にある東海大付属福岡高校・野球部OBチームがマスターズ甲子園に挑戦しました。OBチームの主将・白木雄三さん(48)は、中学時代から強豪校のスカウトが注目する選手で、高校には特待生で入学しました。2年生からは正捕手として活躍。白木さんが3年生になる直前、小学生の頃から一緒にプレーしてきた友人が訳あってレギュラーから外されてしまいます。そして迎えた高校最後の夏、親友がスコアボードの裏で試合を見守る中、延長13回裏…。「いい試合だったよ」試合後、白木さんに伝えた親友。あれから30年、もう一度甲子園を目指したい。果たして白木さんは、親友と共に甲子園の土を踏むことができるのか。熱い男の夏の記録です。

(製作:RKB毎日放送 / 筒井 浩)

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