大分県日田市の山里で約300年にわたり受け継がれてきた伝統工芸「小鹿田焼(おんたやき)」。現在9軒の窯元が先祖から伝わる技を一子相伝で守り続けています。
2022年春から父親のもとで修業を始めた黒木嘉津才(かづさ)さん(19)。物心ついたころからずっとそばで父親の仕事を見てきました。工房には嘉津才さんが幼いころに作った粘土の怪獣が飾られています。「モノを作ることは楽しいことと感じ、幼いころから跡を継ぐと決めていた」と嘉津才さんは話します。
負けず嫌いを自負する嘉津才さん。師匠で父の史人さん(45)は「自分も教えるのは初めて。息子はうまく作れなくて悔しいやろうけど、俺もうまく伝えられないのが悔しい」と話します。
修業を始めて2か月半後、嘉津才さんの作品を初めて窯焼きしました。しかし売り物になる器はひとつもありませんでした。自分自身に腹が立つ一方で、父親の偉大さに気づかされた嘉津才さん。2度目の窯焼きに向けての作品づくりが始まりました。
2022年春から父親のもとで修業を始めた黒木嘉津才(かづさ)さん(19)。物心ついたころからずっとそばで父親の仕事を見てきました。工房には嘉津才さんが幼いころに作った粘土の怪獣が飾られています。「モノを作ることは楽しいことと感じ、幼いころから跡を継ぐと決めていた」と嘉津才さんは話します。
負けず嫌いを自負する嘉津才さん。師匠で父の史人さん(45)は「自分も教えるのは初めて。息子はうまく作れなくて悔しいやろうけど、俺もうまく伝えられないのが悔しい」と話します。
修業を始めて2か月半後、嘉津才さんの作品を初めて窯焼きしました。しかし売り物になる器はひとつもありませんでした。自分自身に腹が立つ一方で、父親の偉大さに気づかされた嘉津才さん。2度目の窯焼きに向けての作品づくりが始まりました。
(制作:OBS大分放送 / 衛藤弘行)
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