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小浜温泉ワイナリー

日本一の長さを誇る足湯がある長崎県雲仙市の小浜温泉街。この町に長崎県本土地区に初めてできた小さなワイナリーがあります。

そこを仕事場にしているのが、ソムリエ兼イタリア料理人の川島貴宏さん (46) です。川島さんは中学時代に料理人を志し、大阪の調理師学校に進学。その後イタリアに渡って修行し、大阪で自分の店をオープンするなど料理人として活躍してきました。
また、イタリア時代にワイン作りにも携わったことから、当時は日本人最年少でソムリエの上位資格であるシニアソムリエの資格を取得しました。

そんな川島さんが生まれ故郷の小浜温泉街に帰ってきたのは2020年の春。自分にしかできないことで、自分が子どもの頃に見ていたキラキラした小浜温泉街をもう一度取り戻したいとUターンしてきました。

知人にビルの駐車場を借りてガレージワイナリーを作り、耕作放棄地を利用して一からぶどうを育て、地域の人たちと一緒にワイン造りに励んできました。

目指すのは、ぶどうから小浜で作った「フレッシュ生ワイン」。今年、ぶどうの苗植えから3年が経ち、ようやく小浜で一から作った赤ワインが完成しました。
果たしてどんなワインに仕上がったのか?

(製作:NBC長崎放送 / 住吉 光)

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